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投稿者 ちゃめ爺 日時 2003 年 11 月 20 日 23:03:07:biIMrrFfmkGKw

(回答先: カバラ神秘主義を離散数学で乗り越える 投稿者 きゃべ爺 日時 2003 年 11 月 18 日 09:13:42)

きゃべ爺さま、おひさですじゃ。
ふり返ると、わしの想いの中ではずいぶん時間がたったように想えますのじゃ。


>>定理の事まで抱え込んで…ワシの寿命までに答えられそうもない。なんまいだぶ、なんまいだぶ… ヽ(ー_ー )ノ  ←念仏踊り

>ワシもそんな気がしてきたが,なんとか今日のことから遊離せず一歩でも前に進めんものかのぉ?

今日のことと申されるのが、『えずら爺様に会うてきたとこじゃが』・『ちゃめ爺えずら爺さまに会いに行く』・『カバラ神秘主義を離散数学で乗り越える』と続いた中の、主要問題事項とするなら、心配せんでええじゃ。わしは忘れん(好きでない事はすまんが…すぐ忘れる)。わしにとっても抱えてきた深い問題を理解できる一生に一度の機会かも知れぬと覚悟していますじゃ。時間が掛かるかも知れぬが、
しつこく同根の題を提起するかも知れぬじゃ。

あらかじめ伝えておいた方がよいかも知れぬが、わしは数学は得意ではない。審美的にグラフを眺めるのは大好きじゃが…。
普通の幾何学、射影幾何学、そしてグラフは眺めているのが好きじゃから勉強はした。しかし、別にたいした次元には至っていない。
行列とか、数値ばかり出てきて図形的、イメージ的に理解できないものは投げておった。そのくせに複雑系の非線形解法で出て
来るアトラクタなどの図象には、これを何とか理解してゆきたいと思いつつ、途中をさぼっていまだに理解していない。
宇宙空間に向けた地球大気の廃熱輸送能力と放射が地球の経済の限界を決める枠となり、それが自覚されざるを得なくなるのだろうと想い、エントロピー理論も使えるほどに理解したいと想いつつやっておらんのじゃ。ふぅ…ためいきが出てきた。

そして、きゃべ爺さまはカバラ神秘主義と離散数学という難しそうな話を持ち出されたが、前者は図像を一部知っているのみ、後者は
全然知らぬじゃ。

これでもよろしいかな、ちゃめ爺は対話相手としては偏りがあり、頼りないぞ。

なお、あえてわしを神秘主義者というなら、文化的基盤と言えるのは禅とマイスター・エックハルトじゃろう。インドの諸宗教も。
しモーヌ・ヴェイユにも惹かれるところはあったが、実存を投げ込んでまで共感できなかったじゃ。
しかし…なによりも旅から、また、山稜に身ひとつでさらされて地球と宇宙から知ったことが根源になっている。
想いがけぬ時に出会いがある。

なにやらしみじみしてしまったのう。
ちなみに二本の木の話を一気におかしいと言ったのは上のようなわしの出自によるじゃ、邪気は無いじゃ。でははじめよう。

……………………………………………………………………………………………………………………………………………
ちゃめ爺:
ベルナルド・リエター氏自身なにか非常に胡散臭いのですよ。ユング心理学をオカルト的に捻じ曲げて騙し(あるいは方便、これこそ金融の要?)に使っているようでした。後の方々のことはよく存じませんが。

きゃべ爺さま:
<カバラ神秘主義を離散数学で乗り越える>という観点から論を進めてみよう.
前に経済学を…

  〜

以上で,私の立場もいくらかはご理解いただけたのではないだろうか?つまり,韜晦(深遠)な議
論は胡散臭いというのが私の基本的な立場であり,スタンスである.もちろん,原理がどれほど
シンプルなものであっても,いやむしろ原理がシンプルであればあるほど,その適用面,展開過
程では複雑な事象が見出されることは避け難く,むしろであるからこそ複雑な事象が説明できる
ということが言えるのであるから,もとより一概に込み入った議論を排除するものではない.


『つまり,韜晦(深遠)な議論は胡散臭いというのが私の基本的な立場であり,スタンスである.』←それを自ら実証した…というふう
にしか、理解できなかったけれど…怒らんでほし。

『むしろ原理がシンプルであればあるほど,その適用面,展開過程では複雑な事象が見出されることは避け難く,…』その原理部分での理解が可能であれば有り難いことです。
結局、ここ一帯はもう少しシンプルにして欲しかった所です。で…つづいて

>(ここで代役に交代)

となって論理展開が変わるところまでは、ほんとの秀才きゃべ爺さまかしら、と…つまんなかった。だって、ホントだもん。
あっ、ぶたないで、ごめんなさいー ( i_i)\(-_-#)

*…………………

さて、ご回答のここ以降が拝読して大変啓発的です、うーむこんな風に考えられるものとは想わなかった。
特にもちろん自分の専門ではない領域での専門的な話はわかりません。漠たる印象のみになります。

きゃべ爺さま:
>経済共同体全体を一個の単一市場によって近似するという前提のもとで,アダム・
>スミス的自由市場経済を再考してみます.アダム・スミスの理論のもっとも卓越して
>いる点は,全体を観測できない局所的な取引の総体がある均衡点に自動的に遷移
>する,つまりあたかも全体を知っているかのように振舞うことを立証した点です.
>これを敷衍すると次のようなことが言えます.

>「全体を観測できないにも関わらず全体を知っているかのように振舞うことができるの
>であるから,おおまかに言えば全体を知っていたことになる」と推量することができる.
>よって,貨幣メディア論の定理『貨幣はその貨幣をメディアとする経済共同体総体の
>経済的価値を参照し,その価値を定量する』が自由市場経済の上でも概ね妥当する.

………………↑↓

>あるいはことによれば「経済共同体の貨幣システムが総体的に認識・計測不能である」
>ような事態に移行しつつある段階で始めて,暗闇に潜む亡霊が立ち上がってくるように,
>マネタリシステムの闇の中から呼び起こされた邪神が活動を始めたと言うべきかもしれ
>ません.この方が説得的であるような気もします.もう少し考えてみたいと思います.


ここを上下とも参照しながら読むと、うへええっ!凄いことを言っているものだ、と想います。
あえて『こう言った方が正確ではないでしょうか』という意味で、言わせていただくとすれば…

『マネタリシステムの闇の中に開かれた不可知の領域の存在が、人間から邪神とも例えるべき過剰な貨幣的想像力(あるいは
活動の過剰?)を闇の中から呼び起こしその活動を可能にする』この邪神とも例えるべきものの奔出が市場に野放しになる事態
が地球経営を破滅に呼び込む(既に野放しなので、既に呼び込みつつある)…

うえええ、気持ち悪い。ここに人間から奔出するものは、神の相貌と悪魔の相貌が一緒みたいなものだ。
あっしらさんの“彼ら”はこんなもんを解った上で、コントロールできる範囲で利用しているということなのでしょうね。

それを押しとどめ、妥当で静かに流動する「聖霊のような」ものへと貨幣システムの働きの総体を変容させるためには、天才バベー
ジ氏のあのシステムが現実化する必要があると…
(私はこの論考を読ませて頂いて、人間とシステムの双方に相互依存的な欠陥があると想うようになってきました、いやシステムは人間の欠陥の投影か…)

なんだか本当に人間の自己自身に対する聖戦だね。宗教を越えた…

ツリーと循環のテーマも含んで、このきゃべ爺さまの論考はさらに発展する可能性もしくは必然性がありますね。
ゆっくり考えたい。地域、地球、貨幣システム、循環とツリー、女性原理…全部からめて混沌から秩序生成が現れるかもしれない。


木のお話は大切な事項であったようで、粗暴に『二つの木とは、悪意をもって騙られた“神話”か…』を書いてしまい、申し訳なく
想っていますが、訴えるべき真実性はあの時あったのです。うまく言語化し、説明できるまで時間を下さい。
マイスター・エックハルトの書いたことをご存知でしたら(「神の慰めの書」など)象徴としての木を分けて二本も三本も、根源の神話
で出すのはおかしいと言い出す事情も感じ取っていただけるかと…。


馬場英治の今日の宿題: オイラー閉路問題(一筆書き)の解法を示せ.

↑面白そうだけど(グラフは勉強したいけれど)、今は嫌です!(ノ-_-)ノ ~┻━┻
考えたい事がいっぱいですもの。

最後に、啓発多きお返事へのお礼を申し上げます。


では、また(^-^)

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