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先日、フランス系のチャンネルで、イギリス軍が駐留する(占領する)バスラの取材中継を流してました。
○イギリス軍は、銃器等の没収をしていません。取り上げることにより、反イギリス感情が高まり、かえって危険になると判断しているから。
○イギリス軍は、何も、していないもよう。つまり、座っているだけ。米軍ヘリコプターが撃墜されたニュースTVを見入ってはいたけど、よそさまの話のように、ベッドにひっくり返った。(人民救助的な活動をしてたら、これぞとばかりに、宣伝すると思うのですが、プログラムの中では、そういう活動を紹介してなかった。)つまり、暇そう。
○イラク警察が、撮影中偶然出くわした、物取りの撮影を許可した。バスラ近郊に逃げようとするところ、つかまえて、連行、取調べ、と隠しなしの撮影。つかまったのは、元バース党員と、自ら白状、おとなしく連行されていた。イラク警察の自作自演に見えてしかたない。
○イラク警察の言い分。われわれ警察は、イギリス軍の犬でない。イギリス軍から、銃も、お給料も、提供されていない。われわれは、イラク人のための警察で、市民の安全を守る。と主張してました。
自分たちで、破壊した設備をここに来て、再建、復興するのも、ばからしい。というのは、感情的によくわかるし、彼らがそれをするとも思えない。イラク国民も、そんな期待をしていないであろう。イギリスは、安定したイラクがほしいのだが、その時、いちはやく、マーケットを確保するのに、今、こうやって、イラク国民を逆なですることなく、居座っている。
イギリス→棚からも牡丹餅って、やつであろう。
このニュースの後、アルジャジーラで、自衛隊派遣のニュースを伝えていた。国民の70パーセントが派兵に反対する中での、政府の決定だと紹介。先日からの衆議院解散、総選挙を説明していた。70%という数字がどこから引っ張り出されたのか、知らないが、これでは、民主主義国家と主張する日本国のわりに、頭と体がばらばらである。
憲法前文冒頭に、
「日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたって自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によって再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。・・・・」
とあるのですが、国民が代表者を選んだはずなのに、どうも、国民の意図するところと、代表者のそれとにずれがある。
本当に、イラクで復興運動をする。水道、電気、道路の設備を整える。破壊された公共施設を再築する。時々、見えない敵から、復興したての、施設を破壊される。それでも、イラク一般市民のために働く。
こんな予定なのでしょうか?
国連が、復興活動を手がけようと夏から、ボランティアがどんどん派遣された矢先に、事務所が爆破されました。これによって、国連が、アメリカ軍の庇護下活動をするのかそれとも、退陣するのか、注目していました。結局、国連はもとより、赤十字も後の爆破事件で、撤退を決めています。
はまちの目には、本当に復興しようとする運動には、アメリカの息がかかったもの。アメリカ軍をはじめとする占領軍には、イラク人、あるいは、イラク人を支えようとする人が、攻撃をかけていると見えます。
自衛隊が何をするかによって、敵が変る。
国連や、赤十字と違って、武器をもって、復興活動をするわけですから、行くなら、簡単に引き下がらないでほしいです。そして、女、子供、年寄りを守り、彼らが自立できる基盤(アメリカ、イギリスが破壊尽くした基盤ですね。)を作り上げてから帰国してほしいです。
そうでないと、日本は、アメリカに追従した盗人の国のレッテルは永遠にぬぐいされません。イラクだけじゃなくて、世界中の目の開いた人間は、今年3月来のイラク戦争をよく理解しているはずです。
日本→一見アメリカの従順な犬。ところが、従順すぎて、実は、アメリカのお邪魔虫になりかねない。アメリカ、世界に貸しを作ったつもりか、牡丹餅も内心期待しているつもりかも、しかし、ただ働きのくたびれ損になる可能性大。