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(回答先: ハザールについて書いてある著書教えてください.広河隆一の新刊パレスチナ? 投稿者 ちょっとお聞きします 日時 2003 年 10 月 28 日 11:56:52)
ちょっとお聞きしますさん、お早うございます。
(1) 新潮社刊 1996年刊『ハザール 謎の帝国』S.A.プリェートニェヴァ(著) 城田俊(訳)
著者はロシアの考古学者。訳者は獨協大学のロシア語の教授で、モスクワ大学ロシア語科大学院卒。
Amazon.co.jp のカスタマーレビューを紹介します:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4105323016/qid=1067345562/sr=1-5/ref=sr_1_2_5/250-6601782-9016205
★ なお、この日本語版は、大手取次ぎ店では「取扱不可」や「在庫切れ」の模様で、早晩、絶版を余儀なくされる恐れがあります。現在のイスラエル国家にとって、容認したくない内容のためか、出版統制も強化されていますね。図書館にはまだあります。
(2) 岩波新書 2002年刊『パレスチナ 新版』広河隆一(著)
阿修羅のカスタマーレビューを紹介します:
http://www.asyura.com/2002/bd18/msg/296.html
★ 広川隆一氏で興味深いのは、自ら遺跡発掘調査団長となってダゲスタン自治共和国に渡ったことです。地元の考古学者とともに、ハザール汗国の首都イティルを求めて、それに関わる城壁や、最古の都市と言われるチリユルトの古墳を発掘したという記事を見ました。[1992年8月20日の朝日新聞夕刊]
(3) 英文になりますが、「ハザール汗国」を歴史学的に紹介しているユダヤ人のサイトが、豊富な情報を提供してくれます。中世の歴史文書を使って、ユダヤ教の歴史におけるハザリアの重要性を強調し、“ユダヤ教徒にとって一番よかった一時代”と表現しています。このサイトの思い入れを見ていると、今のユダヤ教徒は、武力はあってもハッピーじゃないのかもしれません:
A Resource for Turkic and Jewish History in Russia and Ukraine
http://www.khazaria.com/