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本日発売の「日刊ゲンダイ2・11」9面の「怪しい食品 危ない食卓」より:
見出し部:「小麦 アメリカ産は残留殺虫剤がたっぷり」
「アレルギーの原因はどうやらこれらしい」
記事部:
「 厚生労働省によると、食べ物アレルギーで多いのは、まず卵で全体の38%、乳製品が16%、小麦は8%で3位だが、20歳以上の成人に限ると、小麦がトップに躍り出る。
ところが、小麦アレルギーと思われている人のなかに、小麦が原因ではないアレルギーがかなり含まれているらしいのだ。
仙台に住む小児科医の寺澤政彦医師は、「小麦アレルギーと思っている人の2〜3割は農薬アレルギー」と指摘している。普通に売られているパンを食べると下痢をするのに、国産小麦だけを原料にしたパンだと下痢を起こさない人がかなりいることからの推定だ。
下痢をするパンに使われている小麦は多くがアメリカ産で、収穫した後にも殺虫剤が使われている。その残留量は収穫前に使う殺虫剤の1000倍以上で、虫も付かずに3年以上も貯蔵できる。
日本ではそんなことはしないから、国産小麦粉のパンではアレルギー症状が出にくい。小麦アレルギーのかなりの部分が、実は残留殺虫剤アレルギーというわけである。小麦のポストハーベスト農薬だけが原因なら、子供や幼児にも同じように出るはず。成人に小麦アレルギーが増加したのはなぜなのか。小麦のポストハーベスト農薬と同じ種類の殺虫剤が、86年から02年まで16年間もシロアリ駆除剤として使われていた。新築・改築やシロアリ駆除の直後に、頭痛や吐き気を経験した人は多い。
成人は16年間のどこかで高濃度のシロアリ駆除剤を吸わされ、殺虫剤の影響を受けた人が少なくない。そのときに体質が殺虫剤に過敏になり、残留殺虫剤でアレルギー症状を引き起こしていると、科学物質過敏症や農薬アレルギーの研究者は考えている。
ラーメンを食べるとおなかの調子が悪くなる人は、軽い殺虫剤アレルギーにかかっているのかもしれない。原料の多くがアメリカ産小麦だからだ。
そばも十割そばを除けば小麦粉が入っている。これもアメリカ産が多い。
スパゲッティではイタリア直輸入ものに殺虫剤が目立つ。国産メーカーのものは、ポストハーベスト農薬を使わないカナダ産が原料なので安心していい。
麺類で殺虫剤の含有量が少ないのはうどんである。うどんにはオーストラリア産の小麦が多く使われるが、14年前に私たちはオーストラリア当局に改善を求め、いまは殺虫剤は混入されていない。」