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【広州=北代望】中国広東省政府は6日、昨年春から鳥インフルエンザの予防接種を省内の大量の家禽(かきん)類に投与していたことを明らかにした。記者会見した広東省動物防疫監督総所の余業東所長によると、広東省は農業省の許可を得て昨年5月から昨年末までに省内のすべての家禽類に「H5N2」型ワクチンを注射した。
このワクチンはアジアで猛威を振るう「H5N1」型鳥インフルエンザの感染予防のために使用されている。大量接種を始めた理由について、余所長は「周辺地域での鳥インフルエンザ発生に対策をした」と説明。中国政府が昨年から国内での感染拡大を警戒していたことを示唆した。
広東省では年間13億羽の家禽類が養殖され、このうち10億羽が市場で売られているという。同省農業局は6日、省内で5日までに2717羽の家禽類が発病し、うち2325羽が死んだと発表。5日までに感染、または疑い例が報告された省内四地区の9万2868羽を処分し、6万7452羽に新たに予防接種をした。 (19:54)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040206AT2M0601U06022004.html