現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康7 > 846.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040204-00000019-nnp-kyu
山口県阿東町で発生した高病原性鳥インフルエンザについて、農水省の食料・農業・農村政策審議会家きん疾病小委員会は三日の会合で、発生農場で検出されたウイルスが、今年ベトナムで感染、死亡した人から検出されたウイルスとは異なることを明らかにした。
同省は既に遺伝子解析結果として、一九九七年や昨年に香港で人が鳥から感染、発病した際のウイルスとも関連性がなく、鳥類の間で感染を繰り返してきたウイルスとの見解を発表している。
その後、台湾や韓国などで過去に検出されたウイルスとも比較したが、「そっくりのウイルスは見つかっていない」(小委員長の喜田宏・北大大学院教授)という。
また、同委は、山口県が国のマニュアル通り、移動制限解除に向け清浄かどうかを確認するため五日以降、制限区域内の養鶏農家二十戸に立ち入り検査することを了承。一鶏舎あたり十羽ずつ抗体検査などを行う。マニュアルでは段階的に制限区域の縮小もできるが、農水省は「慎重に対応したい」としている。
会合ではこのほか、同省が今月中旬をめどに、三百二十万羽分のワクチンをメキシコから輸入すると報告した。だが、喜田小委員長は「まん延防止の基本は(感染が確認された鶏などの)殺処分。ワクチンが感染を防ぐわけではない」と、使用はあくまでも発生農場から近隣農場に感染が拡大した場合に限るべきだとの考えを強調した。(西日本新聞)
[2月4日2時18分更新]