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鳥インフルエンザの原因を追究することも大切だが、これを迎え撃って、勝つ技を身につけることがそれ以上に重要だ。ワクチンは、残念ながら、間に合わないようだ。が、それに頼らなくても大丈夫。
B・O・バーンズ博士の次の見識を見てほしい。「もし基礎体温法によって甲状腺機能を正常にする甲状腺療法を実行すれば、年寄りでもインフルエンザに対するワクチンのようなものは不要になる。」(「あなたの病気は見逃されている!医者も知らない甲状腺異常症候群」----今村光一訳)(なお、今村氏は、昨年の言論弾圧が引き金になったのか、この一月に脳炎で逝去された。惜しい人を失った。合掌)
さて、ここに言う基礎体温法が大切で、これは、朝目覚めて布団にいるうちに体温を測定するもの。動いてしまってからではだめだ。前夜用意しておいた、体温計をわきの下に挟む。わき腹に水平に挟む。斜めにしてはだめ。10分間辛抱だよ。「ピーピーピー」となっても出してはいけない、やはりトータルとして10分ははさむこと。結果は、毎日記録する。正常値は、アメリカでの場合、「36・5から36.8度」(バーンズ博士)だ。日本人の場合は、どうか?残念ながら、筆者は、そのデータに出会っていない。
一般には、なんとなく(?)36.5度といわれるが、私がある栄養士に質問したら、「老人の場合は、36度でしょう。」と答えた。老若男女で、その体温は、微妙に違うのではないだろうか?
ともあれ、この基礎体温が低いと、たとえば、35度台とか36度ぎりぎりとかでは、その人は、感染しやすい。風邪にも弱くなる。では、いかにして体温を上げるか?
甲状腺ホルモン剤(豚の甲状腺の粉末)を飲めばいいのだが、これが日本では、意外にも困難だ。なぜなら、筆者の体験したのだが、医者にいっても、甲状腺の異状による症状が出ていないと、たとえば、バセドーとか粘液水腫が見つからないと、医者は、甲状腺剤を出してくれないからだ。単に体温が低い、冷え性だというのでは、連中によると、「病気」ではないからだ。アメリカでは、それは一般のサプリとして、誰でも自由に買える。
そこで、われわれ日本人は、アメリカから、これを個人輸入をせざるを得ないのである。ああ、不便な国よ!
他の方法は、やはり食事だ。しっかり食べて、体温を上げる、落とさないことだ。筆者の体験では、鮭、ニシン、いわしといった寒流の油の乗った魚を食べると、効果がある。塩っ気もしっかりととる。減塩がいわれもなく通説になっているが、塩っ気の足りない人は、低体温だ。風邪にやられやすい。適度な塩分は不可欠。さらに、油(オリーブ油がお勧め)をたっぷりと使った野菜炒めなども体温を上げてくれる。
皆さん、明日の朝から「基礎体温」を測って、少なくとも36度を切った人は、危ないと考えて、以上のように食事改善を心がけて、体温の上昇に心がけてほしい。
備われば憂いなしだ。