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内服用の水虫薬「塩酸テルビナフィン」(販売名ラミシール錠)を投与された患者に肝障害が多発し、うち1人が死亡していることが29日、厚生労働省の調べで分かった。
この薬についてはこれまでも海外で肝障害による死亡例が報告されていたが、日本では初めて。厚労省は製造元の日本チバガイギーに対し、使用上の注意に肝機能検査の徹底などを明記するよう求めるとともに、医療関係者に注意を呼びかけた。
死亡したのは70歳代の男性で、この薬を2か月半にわたり投与された後、1998年8月に死亡した。因果関係は明確でないものの肝障害の報告数も約150例に上るという。このほか、全身のけん怠感などに襲われる横紋筋融解症の発症例も5例あった。
塩酸テルビナフィンは病院などで処方される医療用医薬品。97年9月に発売され、年間の推定使用患者数は95万5000人に上る。
一方、歯科医院で「グルコン酸クロルヘキシジン」と呼ばれる成分を含んだ洗口液の希釈液で歯茎を洗浄された患者2人が、呼吸困難などのショック症状に陥ったことも判明。この成分を含んだ洗口液は多く市販されているが歯茎の洗浄は適応外で、厚労省は歯科医らに注意を呼びかけている。
(2004/1/29/20:28 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20040129i211.htm