現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康7 > 747.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
笹山登生の雑感&情報の日記 http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200401.html#20040127 より転載
ロイターが、サイトhttp://www.reuters.co.uk/newsArticle.jhtml?type=healthNews&storyID=4211937§ion=newsで、Proceedings of the National Academy of Sciences(PNAS)の2004年2月3日号の ロッテルダムのthe Erasmus Medical Centerの Ron A. M. Fouchier博士の論文を紹介した。
に記されている。
これによると次の内容である。
2003年2月から5月にかけて流行したオランダのH7N7によるインフルエンザについて、ロッテルダムのthe Erasmus Medical Centerが調べたところ、鶏から採種した高病原性のH7N7のウィルスと野生のアヒルから採種した低病原性ウイルスとが、連関性を持っていることがわかった。
また、同じウイルスは、家禽類を扱っていた86人の人間からも検出された。
89人の患者のうち、78人が結膜炎を患っていて、5人が結膜炎とインフルエンザの症状を呈していて、2人が、インフルエンザの症状を呈していて、4人は無症状でした。
これらの人のインフルエンザ症状は、概してマイルドなものであったが、激しい呼吸切迫症候群をともなった重度の肺炎を患っていたのが特徴であった。
それらの人から採種したウィルスのおおくは、突然変異を見せていなかった。
しかし、重症患者から採種したウィルスからは、14箇所に(突然変異による)アミノ酸置換を起こしており、このことが、病気を重症にした事と、関連があるのではないかとしている。
H7N7ウィルスは、過去に何度か、馬やアザラシや人間などの哺乳類に病気をもたらしているところから、これらは、これまでにない人畜共通伝染病であり、人間に蔓延する脅威をもたらすものであるとしている。