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【イスラマバード=新居益】東アジアで猛威を振るう鳥インフルエンザの問題で、26日、新たにパキスタン・カラチで鶏の感染が確認されたほか、バングラデシュでも高熱やおう吐を伴う正体不明の病気が流行し、1週間で少なくとも12人が死亡したことが分かった。鳥インフルエンザは、南西アジアにも拡大する情勢だ。
カラチの養鶏関係者によると、昨年11月、採卵用の養鶏場で鳥インフルエンザの症状が見つかり、これまでに約300万羽が死んだ。東南アジアなどで流行しているH5N1型ではなく、人間への影響がより少ないH7型とH9型という。地元自治体は、人間への感染は確認されていないとしている。バングラデシュでの死者については、同国政府はAFP通信に対し、これまで鳥インフルエンザの感染は確認されていないとしている。
またタイ保健省は26日、鳥インフルエンザによる死亡が確認された6歳の男児のほかに、感染の疑いのある5人が死亡したと明らかにした。疑い例の患者はなお5人いるという。これまで同国で感染が確認されたのは3人で、うち1人が死亡。疑い例の死者5人のうち、4人は人への感染が確認されていない北部スコータイ県在住で、感染地域の拡大が懸念されている。
一方、中国南部・広西チワン族自治区で、飼育場のアヒルが大量死して鳥インフルエンザの疑いも出ていると中国系香港紙が報じた問題で、香港の有線テレビ局は26日、大量死の原因を究明するため、地元政府当局がサンプルを上級機関に送ったと伝えた。
(2004/1/26/21:44 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20040126i115.htm