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【バンコク小松健一】タイ保健省は26日、高熱などを発症した10人に鳥インフルエンザの疑いがあり、うち5人が死亡したと発表した。タイでは既に、鳥インフルエンザの感染が確認され治療中だった男児(6)が死亡している。保健省は、5人についても鳥インフルエンザが原因かどうか検査を急いでいる。保健省によれば、確認された感染者は死亡した男児を含めて計3人だが、さらに増える恐れが出てきた。
またタイ農業・協同組合省は同日、中部のスパンブリ、カンチャナブリ両県に続いて北部のスコータイ、カンペンペットなど新たに8県で鶏への鳥インフルエンザの感染が確認されたことを明らかにした。政府は軍も動員してこれまでに1000万羽以上の鶏やアヒルを処分したが、感染は拡大傾向にあり、感染の封じ込めには相当の時間がかかりそうだ。
鳥インフルエンザは東南アジアではタイ、ベトナム、カンボジア、インドネシアで確認され、感染者はタイ3人(うち1人死亡)、ベトナム7人(同6人死亡)の計10人。しかしベトナムでは感染の疑いは46人(うち18人死亡)に上る。AFP通信によると、カンボジアでも26日に初めて2人の感染の疑いが報告されたほか、ラオスでの鶏の大量死についても鳥インフルエンザの疑いが濃厚となっている。
パキスタンの農政当局者は26日、ロイター通信に南部カラチで鶏への鳥インフルエンザ感染を確認したことを明らかにした。感染は南アジアにまで広がり、地域的な拡大の様相を見せている。
[毎日新聞1月26日] ( 2004-01-26-21:04 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040127k0000m030086000c.html