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(回答先: タイ当局、鶏処分に兵士と受刑者を投入(ロイター) −「画像」あり。 投稿者 シジミ 日時 2004 年 1 月 25 日 19:29:47)
タイのタクシン首相は25日、鳥インフルエンザの感染が深刻な中部スパンブリ県を訪れ、「数週間前から、わが国でも鳥インフルエンザの感染が発生するかもしれないと疑っていた」と記者団に語った。しかし、人への感染が確認される直前まで、首相が先頭に立って「タイは安全」と主張しており、責任を追及する声は一層高まりそうだ。
消費者や農家の団体などからは「政府は鶏肉業界への影響を恐れ、判断を誤った。対応の遅れが感染を広げた」との批判が高まっている。
昨年11月から中部や西部で鶏の大量死が続いていたが、政府は「ニワトリコレラなどが原因」と説明していた。1月13日にベトナムで初めて人への感染が確認されると、タイでも「わが国の鶏の大量死は鳥インフルエンザが原因ではないか」と指摘する報道が相次いだ。
タクシン首相の発言によれば、政府はこのころすでに国内での感染を懸念していたことになる。
しかし、政府は感染を否定。ネウィン農業・協同組合副首相は16日、「世界第4位の鶏肉輸出国であるタイの検査技術は信頼を得ている。国際機関による調査は必要ない」と発言。
20日には首相自らが、テレビカメラの前で鶏肉料理をたいらげ、安全をアピールしてみせた。この後、ニラン上院議員が22日に「すでに感染者が出ている」と暴露発言。政府も翌日、追認するかたちで正式発表した。
農業・協同組合省によると、鶏の大量死は24県で発生、700万羽以上を処分した。鳥インフルエンザの鶏への感染はスパンブリ県に加え、25日、カンチャナブリ県でも確認された。
人への感染の発表前、「処分された鶏の入った袋が、道路わきに放置されていた」「鶏の処分を拒否する農家もいた」などの証言も出ている。 (01/25 22:28)
http://www.asahi.com/international/update/0125/011.html