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「笹山登生の雑感&情報の日記」 http://www.sasayama.or.jp/akiary051/200401.html#20040118 より転載
ここで、問題なのは、豚である。
豚は、豚独自のインフルエンザに加えて、人間のインフルエンザにも、鳥のインフルエンザにも、ともにかかる。
インフルエンザにかかった豚は、人間と同様の鼻水をたらす。
したがって、豚が、人間、鳥を含むあらゆる動物のインフルエンザの集積体と化す危険性を持ち合わせているといえる。
もし、豚が、人間のウイルスと、鳥のウイルスとによって、同時期に、インフルエンザにかかってしまった場合、これらのウイルスが、豚内部で、新しい遺伝子ウイルスとして合成されてしまう危険性がある。
こうなると、ここで出来た新しいウイルスが、人に感染した後は、人間から人間への感染に進んでしまう危険性があるというわけだ。
この豚内部で新しくウイルスが出来ることを、抗原不連続変異(Antigenic Shift)という。
もし、これらの新しいインフルエンザが、人間を襲った場合、これまでにないインフルエンザであるがために、抗体をまったく持たない人間は、劇症のインフルエンザの蔓延に見舞われるというわけだ。