現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康7 > 640.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
笹山登生の掲示板 http://www.sasayama.or.jp/saboard/b_board.cgi#5638 より転載
タイのほうは、「40万羽死んだのは、これらなどのせいであって、鳥インフルエンザによるものではない。」との発表を繰り返す政府の態度に、痺れを切らしたタイの消費者団体が、「政府は、真相をかくしている。鳥が死んだのは、コレラのせいではなく、鳥インフルエンザのせいだ。」と、抗議する。
WHOのほうも、「タイ政府から、鳥インフルエンザの付いての検査の結果は何も聞いていない。聞いていない以上、正式に調査団を派遣するわけにもいかない。」と、弱り果てている。
http://www.channelnewsasia.com/stories/afp_asiapacific/view/66595/1/.html 参照
また、中国のほうも、広東省など、あらゆる家禽が密集飼育されていて、もっとも、鳥インフルエンザから人インフルエンザへの変異がしやすい地域の情報が伝わってこないことに、WHOは、危機感を強めている。
WHO は、SARSの場合も、中国の初期始動が遅かったことが、世界的蔓延を招いたとの教訓から、鳥インフルエンザについても、その二の舞になるのではないかと、懸念している。
「中国側は、鳥インフルエンザ問題について、われわれの土俵に上ってこない。度重なる情報公開要請にもこたえてくれない。」と、サジを投げた形だ。
WHOアドバイザーのRobert Webster教授は、
「今、鳥インフルエンザに付いて、もっとも必要なのは、中国本土のからの情報です。
現時点では、この鳥インフルエンザがどこから来たのかについては、中国からの情報がない限り、類推するしか手がないのです。
今、ベトナムで鳥インフルエンザによって、多数の死者が発生していることは、きわめて深刻な事態です。
もし、H5N1ウイルスについて、手の施しようのない状態にでもなったら、これまでのSARS問題など、問題にならないくらいの(like a puff of smoke)深刻な状況になるでしょう。」
と警告している。
また、中国側のブラックリストに乗っているとされる、ある匿名氏は、
「この鳥インフルエンザの問題は、まさに、経済問題なのです。もし、中国が、鳥インフルエンザがあることを認めれば、直ちに、中国の輸出に影響するのです。」という。
http://www.telegraph.co.uk/news/main.jhtml?xml=/news/2004/01/18/wflu18.xml&sSheet=/news/2004/01/18/ixworld.html 参照