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(回答先: 健康の秘訣は寄生虫の一気飲みにあり(英国BBCニュース) 投稿者 passenger 日時 2004 年 1 月 05 日 02:25:29)
この辺りでは、ウジムシやら寄生虫やらの健康法で盛り上がっているようだが、ちょっと前までは、読むだけで気分悪くなりそうだと思ってこの手のスレは避けて通っただろうが、最近強烈な心境の変化が起こっていたので、ついつい興味深く内容に喰らいついてしまった。
ついこのあいだ、テレビの「ウルルン滞在記スペシャル・世界の珍味」と評した番組を、つい恐いもの見たさで最後まで見てしまった。
特に印象的だったのは、2人の見るからに癒し系のカワイコちゃんタレントが、アフリカのケニアや中国の高級レストランに行って、果敢にも数々の「昆虫」料理をご馳走になるという企画だった。
しかし、この2人、ハナからまったく嫌そうではない。むしろ、喜々として現地に赴いている。
まず、ケニアでは、なんとあの「蚊」を大量に潰してせんべい状に固めたもの、そしてシロアリの女王の見るからにグロテスクに蠢く卵巣を焼いたもの。
タレントは、実に美味そうな顔をして食べていたが、更にスタジオのタレントも恐る恐る試食して「美味い!」を連発していた。
う〜〜〜〜〜ん。マジかい。
そしてその後、中国の昆虫料理の専門店に別のもっとカワイイタレントの女の子が赴き、目をキラキラさせて、次から次へと様々な昆虫ディッシュのフルコースを平らげていく。竹虫(蛾の幼虫)、サソリ、カミキリムシの幼虫、スズメバチとハチノコ、セミの幼虫、クワガタの成虫、女郎蜘蛛、エトセトラ。
最初は、ウッと鳥肌が立ったが、タレントの本当に美味そうな幸せそうな表情や、味や香りの表現を見聞きしているうちに、いつの間にか、(なんか、本当に美味しそうだなあ・・・)と自分の口の中にも唾がたまってきてしまった。
しかも、女の子タレントが、「もう、虫を見ても、食材にしか見えなくなるんですよ」と言ったのをうけて、つい頷いてしまっていたのである。
そして、その女の子も厨房で、いかにも見事な昆虫中華料理を作って(シェフにも「凄い!」と誉められていたが)、昆虫宴という、定期的な昆虫料理好きの集まるパーティに出し、数々の参加者に誉められるのを見るに至っては、わ〜、いーなー、おいらも参加してーよ〜〜〜!!!!と心の中で叫びまくっていたのである。
単純にかわいい女の子の顔に影響されただけじゃねーの?マインドコントロールの一種なんじゃないの?とか言われそうだし、そう言われてもあながち否定もできないのだが、しかし、そもそもあるものを美味しく食べるきっかけや、食わず嫌いを克服するきっかけって、周りにいる誰か、特に好意を感じている人の美味しそうな顔だったりもするんじゃなかろうか、と思い直すと、結構自然なこととして納得してしまったのである。
いや、あの女の子は大したもんだ。「ゲテモノ喰い」という先入観も持たずに現地に溶け込み、ものの三十分程度の放送の間に、見ている人間をも昆虫を高級食材として納得させてしまったのであるから。まさにウルルンと感動。
ちなみに、昆虫は押しなべて高たんぱく低脂肪で各種ミネラルやビタミンも豊富といった、ヘルシー食材であるらしい。
未だ昆虫料理を食べた経験はない(いや、昔イナゴの佃煮を知らずに食べていたと聞いたから、覚えてないだけかも知れないが)が、いつか、必ず昆虫料理を腹いっぱい食べてみたい、と本気で考えている。
その上で、病気や怪我の際には、寄生虫やウジ虫のお世話になるなんてのも、悪くないな・・・などと、ほんの一週間前までは考えられないことを平気で思っている自分がいまここにいる。
・・・これも、一種のパラダイムシフトというやつであらうか?