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C型肝炎ウイルス(HCV)が混入した献血血液が、検査をすり抜けて患者に輸血されていたことが日本赤十字社の調査でわかった。99年の高感度検査の導入後、HCVのすり抜けが確認されたのは初めて。
日赤によると、献血時の検査でB型とC型の肝炎ウイルス、エイズウイルス(HIV)の感染が疑われる献血者の過去の献血血液を調べ直す追跡調査の中で見つかった。
01年1月にHCV陽性と判明した人について、その前回の00年11月の献血血液を再検査したところ、ウイルスが検出された。献血時の高感度検査では50人分の血液をまとめて調べるため、1人分ずつ調べる追跡調査での再検査よりも感度が落ちる。
検査をすり抜けた血液は、00年12月に関西地方の医療機関で胃がんの患者に輸血された。約8カ月後に患者は胃がんで死亡しており、輸血での感染の有無は確認できなかったという。
高感度検査はB型とC型の肝炎ウイルス、HIVを対象に実施。B型はたびたびすり抜けが問題になり、HIVも患者には使用されなかったものの、すり抜けが1件確認されている。C型については、これまで確認されていなかった。
(12/14 13:04)