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(回答先: いえ、ただ単に「自浄システム」という自覚が無いだけでは無いでしょうか。 投稿者 無駄一 日時 2003 年 11 月 23 日 18:13:58)
無駄一さん、核心に想いを至らせる事の出来るレスをありがとうございます。
お書きいただいたレスの主要事項に同意いたします。改めて問題の確認と理解ができました。
〉ただ単に「自浄システム」という自覚が無いだけでは…
これには同意せざるを得ません。高校からほとんど社会を知らずに入学し、挙句教育システムがあれで6年以上育たざるを得ない
訳ですから。世間知らずのままの方も多い。
例えば、はじめの解剖実習が本来の学問的意味とは別の、“医学部内集団向けイニシエーション”になっている側面もあるようで、
象徴的ですらあります。ここから始まり、6年+2年+α、さらに数年…
やむを得ぬ特定の職能的集団性の中で、外の常識とは違うという事に対する自覚が無くなってゆくという事であれば理解できます。
[私も“理解”しているだけでどうするんだ(−"−)]
〉「思いがけないミス」は当然発生します。それを「いかに事故に繋げないか」が
〉問題なんですが、その認識が未だに欠如したままのようです。
ふぅ… (−"−)
〉医療にも巨大プラントや、旅客機や、原発等の巨大システムの設計と同じような
〉システム工学の発想をきちんと持ち込むことが必要だと感じます。
〉各大学に「医療安全委員会」ではなく「医療システム工学研究室」が必要かと思いますが、
〉必要性は感じても、研究、教育に必要な人員、設備は全く提供されません。
〉医療行為全体をカバーするシステム工学は、それを専門に研究し、まとめて
〉教育につなげるスタッフが確保出来なければ現実のものにならないんです。
〉現状は悲しいながら危機感をもつ人は沢山いても、「群盲象を撫でる」状態ですから
〉まだまだ各々の自覚に任される状態が続くでしょうね。
… … (−"−) 実はよく解る面があるのです。
深く強いニーズが埋まっており、これへの対応がもたらす成果は明確に大きいはずですね。こんなに凄い可能性のある鉱脈は
ほかに無いとも言えます。
友人に認知システムデザインの研究室を主宰している者がいますので話してみます。
やるなら殆ど使命でやる事みたいなものでしょうね。やりがいは凄くある仕事のはずだ。
昔、M医科大の麻酔科医が3人続けて死亡した事件がありましたが、あれも医療現場の言いがたい難しさを知らないと真相は
解らない事のようですね。見出しは「麻薬」という事になっていますから…。合掌。
では、またよろしくお願いいたします。