現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康7 > 346.html ★阿修羅♪ |
|
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031121-00000026-kyodo-soci
心臓の筋肉に注射針を刺して作った細長い穴を、血管に変えてしまうことに横浜市立大の野一色泰晴講師が犬を使った実験で成功、都内で開催中の日本胸部外科学会で21日、発表した。
生体が持つ自然の治癒力を利用したのが特徴。心臓の筋肉に酸素や栄養を運ぶ血管が詰まって起こる心筋梗塞や狭心症の新たな治療法になると期待される。
同講師は、犬9匹の心臓に直径0・5−2ミリ、長さ6センチの針を刺してできた計27本の穴に、ゼリー状の材料を注入した。材料は1−2週間で生体に吸収される性質があり、血液が固まらない物質を含ませた。
2週間後と1カ月後、心臓をエックス線や顕微鏡で調べた結果、27本の穴のうち22本が血管を形成し、もとからあった血管とつながっていた。針を刺した刺激により、体内にあって血管再生作用がある血管内皮細胞と血管成長タンパク質が穴の周囲に誘導され、自然に血管が形成されたとみられる。(共同通信)
[11月21日9時23分更新]