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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031120-00000103-yom-soci
東京医科大学付属病院(東京・西新宿、臼井正彦病院長)で今年4月、難聴の幼児への人工内耳の埋め込み手術で、左右を間違えて執刀したことが、20日わかった。手術中にミスに気づき、人工内耳は正しい側の耳に装着されたが、病院はミスを認め、家族に謝罪した。同院では8月にも、カテーテルの挿入ミスで胸に点滴液がたまった50歳代の女性が脳死となった事故が明らかになっている。
同院によると、手術は本来、右の耳の後ろに人工内耳を埋め込む予定を、誤って左側を切開した。医師がまもなく間違いに気づいて縫合したが、長さ約4センチの傷跡が残った。
当日は2人続けて人工内耳の手術が入っており、次の患者だけが前日に右耳から左耳へ変更したのを、どちらの患者への指示か不徹底で、看護師が麻酔機器を左耳用にセットしてしまい、医師も再確認を怠ったのが原因。幼児はその後、右耳に人工内耳の埋め込みを行い、現在は健康に問題はないという。
人工内耳は、耳の後ろの骨に受信器を埋め込み、内耳に音を伝える。同院は、この手術を国内初めて手がけ、最も手術例が多い。
午前10時から記者会見した臼井病院長は「あってはならないミスを犯してしまい、国民の皆様に多くの医療不信を招くことになり心からおわびする」と謝罪した。(読売新聞)
[11月20日13時39分更新]