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http://www.asahi.com/health/medical/TKY200311120370.html
血液検査で使う「真空採血管」という容器が細菌に汚染され、採血時に患者の血管内に汚染血液が逆流して敗血症などを起こす恐れがある、として厚生労働省は12日、メーカーに対し、添付文書を改訂し、血液が逆流しない採血方法を病院などに徹底するよう指導する方針を決めた。採血管を取り外すまで、上腕部を圧迫するバンドを緩めないようにすれば、逆流しないという。同省は今後、段階的に滅菌製品に切り替えるよう指導していく方針だ。
真空採血管は血管に刺した注射針から陰圧で自然に血液が入る容器。同省などによると、欧米では全製品が滅菌処理されているが、日本では年間使用数約8億本のうち、3割が滅菌処理されていないという。
一方、今年10月に日本臨床化学会年会で発表された藤田保健衛生大短期大の勝田逸郎助教授らの研究では、約1000本の真空採血管のうち2割からセラチア菌やセレウス菌などが検出された。製造工程や保管中に、空気中の常在菌が付着したとみられる。 (2003/11/13)