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感冒薬の生薬成分に、新型肺炎(重症急性呼吸器症候群=SARS)ウイルスの増殖を抑える働きがあることを、東京医科歯科大の吉仲由之・助教授らの研究チームが突き止めた。
すでに市販されている薬が、SARSの重症化、ウイルスの拡散を防ぐ有効な治療薬として使える可能性も出てきた。
研究チームは、SARSウイルスを感染させたサルの細胞に、感冒薬の「葛根湯(かっこんとう)」「小青龍湯(しょうせいりゅうとう)」「柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)」のエキスを加えると、ウイルス増殖が抑えられることを見つけた。
さらに、この3薬に共通する生薬成分で、ショウガの根に含まれるエキスを加えて観察したところ、30時間後のウイルス量は、何もしない場合に比べて半減した。
ウイルスに感染した細胞は、自身の機能を乱す「活性酸素」をたくさん作るようになる。ショウガのエキスには、活性酸素を中和する「抗酸化物質」が含まれているうえ、細胞自身が抗酸化物質を作る能力を高めているらしい。
[ 2003年11月8日12時23分 ]
http://news.www.infoseek.co.jp/top/story.html?q=20031108it05_yomiuri
★風邪をひいたかなと想う時は、ニラや生姜、葱をたっぷり刻みいれた豚キムチ炒めが定番でしたが、生姜好きなので今度からたっぷり取ることにします。生姜汁いっぱいのけんちん汁も体があったまる。イギリスあたりには寝る前に飲む生姜のあったかい飲み物があったな…。
しかし…成分の何をどれくらいとする目安が無いのでどうしたものか。