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★この記事から幾つもの問題が見出しうる。そもそも何故この患者の入院中の主治医が神経内科なのか?この記事には患者の主訴が記されていないが、もし消化器症状を訴えていたとすれば、専門外の医師を主治医にしたことになる。また、内視鏡報告書に対する「誤解」についての説明も胡散臭さを感じる。”がんを表す略号「2」”?(消化器科のDrがおられたらコメント下さいませんか。)
しかし最大の問題は、病理組織検査の結果が見過ごされたこと。癌の確定診断は病理組織検査で行なうのに、この検査がやりっ放しになっている。こうしたやりっ放し検査が多くの医療機関でなされていることが予想される。(シジミ)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031106-00000157-kyodo-soci
新潟県上越市の県立中央病院は6日、医師が男性患者の胃がんを神経性の病気と誤診した上、検査報告書に記入された略号が統一されていなかったため見逃し、患者のがんが進行、死亡するミスがあったと発表した。
病院は、誤解が生じないようカルテや検査報告書の記載方法を統一し、医師間の連絡を徹底する再発防止策を取った。
病院によると、男性は1998年11月上旬に入院。神経内科の主治医は超音波検査の結果などから初期症状が胃がんと似ている神経性の病気と誤診し、退院させた。
胃の組織検査でがんと診断されたが、患者が退院した後だったため主治医は検査結果を見る機会がなかった。
男性は11月下旬、外来で受診した。内視鏡検査報告書には、消化器科内で「がん」を表す略号「2」が記入されていたが、補足説明の文字が不鮮明だったため、神経内科の主治医は一般的に良性腫瘍(しゅよう)を表す「2」と解釈した。(共同通信)
[11月6日18時27分更新]