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搾乳ロボット導入進む 世界第5位の販売台数/畜草研セミナー
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/flash/index.html?7
日本国内ではすでに八十戸の酪農家が百三十台の搾乳ロボットを導入していることが、農業生物研究機構・畜産草地研究所が二十八日、栃木県西那須野町の同研究所草地研究センターで開いたセミナーで明らかになった。世界ではこれまでに三千台程度が販売され、日本は世界第五位の販売台数となっている。
搾乳ロボットの普及台数は、同研究所の喜田環樹研究員が発表した。現在、六社程度が商品化している。一ユニット当たり六十頭の多回搾乳(二十四時間)ができる。技術的には十分実用レベルに達しているという。
喜田研究員は「今後の普及は、コストや酪農家の飼養規模、飼養方法などに左右される」と指摘した。
日本での販売価格は一ユニット約三千万円。オランダなどの価格(千五百万〜二千万円)に比べて高価だ。輸入する際のコスト、それにメーカーのサービス態勢に経費がかかるのがその理由だという。喜田研究員は「オランダに比べて日本は広い。メーカーの採算性や緊急時の対応などを考えれば、当面は、北海道や愛知など酪農地帯での普及が中心になる」と予測する。