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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031017-00000026-kyodo-soci
イルカとの触れ合いを通して心身の機能改善を図る療法の専門家らがNPO法人「日本ドルフィンセラピー協会」(香川県さぬき市)を17日までに設立した。同療法のNPO法人設立は全国初という。
イルカの専門家やセラピストの育成が主な目的。自閉症など発達障害がある子供たちの社会的自立のため、イルカを通じて他人と共有できる楽しみを与える「余暇支援プログラム」の作成も目指す。
辻井正次中京大助教授(発達臨床心理学)を中心に全国の臨床心理士や精神科医、獣医師など約20人が参加して設立。本年度は、4─16歳の自閉症の子供を対象に効果を検証し、プログラム作成のための研究を進める。効果が認められれば、交通事故などによる機能障害のリハビリや企業のメンタルヘルスケアにも応用していく方針という。
辻井助教授は「障害児が社会的に自立し、生活していくための発達支援をどうするかが重要だ」と話している。(共同通信)
[10月17日6時0分更新]