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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031015-00001047-mai-soci
宇都宮市南高砂町の宇都宮社会保険病院(昌子正實院長)で01年1月、栃木県在住の40代の男性患者から採取した検体に、誤って別の末期がん患者の検体が混入されたため、男性が肺がんと誤診され、肺の一部を切除されていたことが15日、分かった。病院側はミスを認め、当時の院長が男性側に謝罪し、補償を行った。男性は手術後に脳こうそくを発症し、意識不明のまま現在も入院中だという。同病院が同日記者会見して明らかにした。
同病院によると、男性は胸部エックス線検査で肺に影が見つかり、01年1月10日に同病院で気管支内視鏡検査を受けた。同病院は肺の腫瘍(しゅよう)とみられる部分から組織片を採取し、肺がんと診断、同月23日に左肺の下半分を切除した。その際、がんではなく結核菌による腫瘍と判明した。
検体を入れた試験管には患者の名前を書いたシールが張ってあったが、確認をしないまま、同じ検査日に採取した別の末期がん患者の組織片を誤って男性の検体が入った試験管に混ぜた可能性が高いという。
【熊谷洋】(毎日新聞)
[10月15日13時31分更新]