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http://www.tokyo-np.co.jp/00/kok/20040224/mng_____kok_____009.shtml
【北京=鈴木孝昌】中国誌「財経」最新号は、事情通の話として中国内では遅くとも一九七五年から鳥インフルエンザが発生していたが、当局は「極秘の動物感染症」として扱い、公表していなかったと報じた。鳥インフルエンザの「情報隠し」疑惑を中国メディアが報じたのは初めて。
同誌が報じた中国牧畜獣医学会の資料によると中国内では七五年以降、各地で家きん類から毒性の弱いタイプの鳥インフルエンザウイルスが検出されていた。
九二年には広東省で鶏からやや毒性の強いH9N2型ウイルスが発見され、政府が事態を重視した。
その後も続々と感染報告が続き、九六年にはガチョウの体内から今回流行しているのと同じH5N1型ウイルスを検出。翌九七年には香港でH5N1型ウイルスが人にも感染し六人が死亡した。中国政府は当時も本土内での発生はないと主張していた。
中国農業省は九九年に鳥インフルエンザを「人と家畜に深刻な危害を与え、緊急措置が必要」な感染症に指定。発生時には早急な報告を義務づけたが、報告の範囲は「牧畜獣医行政管理部門」にとどまり一般には非公開を続けたという。
財経は、昨年の新型肺炎(SARS)でも当局の「患者隠し」を相次いで暴露した。