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C型肝炎ウイルスの感染源となった恐れがある問題で、厚生労働省が納入先の医療機関リストを公表することになった血液製剤「フィブリノゲン」は、64年に承認された。本来は先天的に血液凝固因子が少ない患者に使用されるが、止血や臓器・組織の接着効用があるため、産婦人科や外科、整形外科など計23の診療科で広く使われていた。投与された患者は80〜94年で約30万人にのぼるとみられる。
病院名が公表されれば、そこで出産や手術をした人が不安をおぼえ、病院へ問い合わせが殺到することが予想される。病院で使用の有無を確認することが望ましいが、カルテが保存されていなかったり、医療機関そのものがなくなったりしている場合もある。
厚労省は、フィブリノゲンだけでなく、過去に輸血や血液製剤の投与を受けた可能性のある人には、肝炎の検査を受けるよう呼びかけている。早く感染に気付けば、重症化する前に治療を始めることができるためだ。
検査は、40歳以上は住民検診で、40歳未満は保健所で、それぞれ1000円程度で受けられる。
主な使用例には次のようなものがある。
【産科・婦人科】帝王切開、前期破水、切迫流産、子宮筋腫、卵巣がん【肝臓、消化器病】肝硬変、胃潰瘍(かいよう)、下血、腸閉塞(へいそく)【手術、外傷】術中・術後の出血、やけど、全身打撲【悪性腫瘍(しゅよう)】白血病、肺がん、食道がん、乳がん【感染症、出血】肺炎、血尿、脳内出血、出血性ショック
(02/20 16:52)
http://www.asahi.com/national/update/0220/028.html