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タイ・カセサート大の研究者は20日、記者会見し、同国中部ナコンパトム県内でペットとして飼われていた猫2匹が、高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)に感染、死んだことを確認したと語った。飼い猫の鳥インフルエンザ感染死は初めてという。タイ政府当局はこの猫の死因について確認していない。
研究者によると、猫を飼っていた家は養鶏場に隣接し、猫は発病前に養鶏場の鶏の肉を食べており、この鶏が鳥インフルエンザに感染していた可能性があるという。
カセサート大はこの2匹を含む3匹の猫の死因を調べたが、1匹は陰性だったという。(バンコク共同)
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大槻公一・鳥取大教授(獣医微生物学)によると、ヒト、ブタ、ウマなどほ乳類のインフルエンザウイルスはいずれも、鳥インフルエンザウイルスが起源と考えられる。「ネコ類への感染は聞いたことがないが、理論上はありうる」と話す。
餌からの感染の可能性については「H5N1に感染した鶏は、すべての臓器にウイルスを高濃度で持っており、それを生で食べれば感染するかもしれない」という。
日本で流通している鶏肉を調理して食べる限り、食事から鳥インフルエンザに感染する心配はなく、飼い猫から人への感染についても「日本では、まず心配する必要はない」(大槻教授)という。【元村有希子】
[毎日新聞2月20日] ( 2004-02-20-13:34 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20040220k0000e030060000c.html