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(回答先: 米MSの第2四半期売上高は過去最高の101億5,000万ドルに(PC WEB) −タイトル替われば印象が違う。結局「増収減益」ということ。 投稿者 シジミ 日時 2004 年 1 月 23 日 22:15:03)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0401/23/news013.html
Microsoftは10〜12月期決算報告で、「2004年度いっぱい、PC出荷台数は2けた成長を続ける。サーバ市場全体とIT支出の見通しも改善していると思う」と明るい展望を示した。
Microsoftは1月22日、同社第2四半期(10〜12月)の業績を発表した。PCの好調な需要により売上高・利益ともに予測を上回り、同社は企業のIT支出に回復の兆候が見えると述べている。
同四半期の業績は、101億5000万ドルの記録的な売上高に対し、純利益は15億5000万ドル(1株当たり14セント)。これには、1株当たり20セントの株式報酬関連費用が含まれる。そのうち14セントは、従業員が水準以下のストックオプションを売却できるプログラムhttp://www.itmedia.co.jp/news/0307/09/ne00_msstock.htmlにかかった一時費用。
前年同期は、85億4000万ドルの売上高に対し、諸費用を除いた純利益は18億7000万ドル(1株当たり17セント)だった。
Thomson First Callがまとめたアナリスト予測では、売上高が97億4000万ドル、報酬関連の費用を除いた1株利益が30セントと見込まれていた。Microsoftは10月の時点で、売上高を97億〜98億ドル、1株利益(報酬関連費用除く)を約30セントと予測していた。
「コンシューマーと企業のPC需要は引き続き当社の予測を上回っており、その結果Windows XPとOffice製品の売上高には堅調な2けた成長が見られる」とMicrosoftのCFO(最高財務責任者)ジョン・コナーズ氏は発表文で述べている。「第2四半期は、法人IT市場全体で回復の兆候が見え始め、デスクトップ製品とサーバ製品両方の需要が拡大した」
直近の四半期売上は予測を超えたものの、長期契約によりもたらされる前受収益の水準は低下した。12月末時の前受収益は78億5000万ドルと、9月末時の82億5000万ドルを下回った。4億ドルという減少幅は一部アナリストの予測を超えているが、前四半期に見られたほど大きな減少ではない。
Microsoft株はこの日、時間外取引で若干値を下げ、Island ECNでの取引価格は27ドル49セントとなった。決算報告前の通常取引では、前日比29セント(1%強)高の28ドル1セントで引けた。
今四半期(1〜3月)に関して、Microsoftは売上高を86億〜87億ドル、1株利益を23〜24セント(株式報酬費用5セントを含む)と予測している。これは、現時点でのアナリスト予測「84億ドルの売上高に、1株利益(報酬関連費用除く)27セント」を上回っている。
同社は第1四半期http://www.itmedia.co.jp/news/0310/24/ne00_ms.html(7〜9月)に予測を超える利益を計上したものの、セキュリティに対する懸念から長期契約が急減した(10月24日の記事参照http://www.itmedia.co.jp/news/0310/24/ne00_security.html)。
2004年度(6月末日締め)通期について、Microsoftは売上予測を先の348億〜353億ドルから356億〜359億ドルに引き上げた。
また1株利益の予測も上方修正。修正後の予測は82〜83セント(株式報酬費用35セントを含む)、10月時の予測は株式報酬費用24セントを含めて86〜87セントとなっていた。
Microsoftの成長の大部分はPC市場の回復によるものだが、同社はドル安で欧州と日本での売上高が押し上げられたこともいくらか貢献したと語っている。前年同期の為替レートを当てはめていたら、売上高は約3億1200万ドル少なくなっていただろうと同社は話している。
同社は、PC販売は伸び続けると予測し、発表文で次のように述べている。「2004年度いっぱい、PC出荷台数は2けた成長を続けるだろう。2004年度下半期には、コンシューマーと企業のPC需要に牽引されてPC市場が伸びると予測している。サーバ市場全体とIT支出の見通しも改善していると思う」
部門別に見ると、第2四半期のデスクトップ・ノートPC用の標準的なWindowsを含むクライアント部門の売上高は前年同期比21%増の30億6000万ドル。
Windows Serverなどのサーバソフトを取り扱うサーバ&ツール部門は、売上高を前年同期比21%増の21億3000万ドルに伸ばした。Microsoft Officeなどを担当するインフォメーションワーカー部門の売上高は同27%増の29億ドル。Microsoft製CRMソフトと、Great PlainsとNavisionの買収により獲得した製品を含むビジネスソリューションズ部門では、売上高は同41%増の1億9000万ドルとなった。モバイル&組み込みデバイス部門の売上高は、前年同期の3800万ドルから6300万ドルに拡大した。
XboxとPCゲームを担当するホーム&エンターテインメント部門は、唯一前年から売上高が減少、5%減の12億7000万ドルとなった。
原文へのリンクhttp://zdnet.com.com/2100-1104_2-5145625.html
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MS、コンシューマーPCの好調が業績押し上げhttp://www.itmedia.co.jp/news/0310/24/ne00_ms.html
関連リンク
Microsoftの決算発表http://www.microsoft.com/msft/earnings/FY04/earn_rel_q2_04.mspx
[Ina Fried,ZDNet/USA]
この記事は、ZDNet米国版掲載記事を翻訳したものであり、CNET Networks,Incもしくはその供給元にその著作権が帰属します。Copyright(C) 2004 CNET Networks, Inc. All Rights Reserved.“ZDNet”はCNET Networks, Inc.のトレードマークです。