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USJがSOS!業績不振で60億返済できず 割安料金が逆効果、冷夏も影響
http://www.zakzak.co.jp/society/top/t-2004_01/1t2004012216.html
大阪の米映画テーマパーク『ユニバーサル・スタジオ・ジャパン』(USJ)の運営会社ユー・エス・ジェイが業績低迷で一時的な資金不 足に陥っている。東京・浅草の「花やしき」の運営会社が破綻するなど、テーマパークや遊園地が苦戦する中、東のディズニーと並ぶ“西の横綱”が黒星先行となっている。
ユー・エス・ジェイは今年度中に、筆頭株主である大阪市の外郭団体を通じた借り入れ50億円と、米ユニバーサル社に支払うアトラクション建設費などの一部10億円の計60億円を返済する予定だったが、これを平成16年度以降に繰り延べることで債権者と合意した。
大阪市によると、当初計画していた18年度の累積損失解消も達成困難な見通しとなった。
ユー・エス・ジェイは現在、米ユニバーサル社に売上高の7・5%に相当するロイヤルティー(権利料)を支払っているが、今後値下げを求める。また、住友金属工業や日立造船などの地権者に、借地代の値下げを要請する方針だ。
13年3月に開業したUSJは、初年度は約1100万人の来場者数を集める人気だったが、翌年度は許可量を超す火薬を使用したり、飲料水に工業用水が使われていたなどの不祥事が相次ぎ、来場者数も763万人と大幅減となった。
そこで3年目の昨年、積極的な集客回復策を打ち出した。一定期間、何度も入場が可能な「ハリウッド・フレンド・パス」は割安な料金設定が受け、80万枚以上を売る大ヒットとなったが、「パスを使った『無料』入場者が増えただけで、新たなファンを獲得できなかった」(業界関係者)。皮肉にも客1人当たりの売り上げは3割近く減少した。
新たなアトラクションもオープンさせたが、冷夏の影響もあって、上半期は総来場者数からパスを使った2回目以降の来場者数を除くと、不祥事のあった一昨年の実績をさらに下回った。
10月以降は開業初年度並みの来場者数に回復しているというが、関東圏からの集客などの課題も残る。
23日からは、新たな目玉となる大型屋内アトラクション「アメージング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン・ザ・ライド」がオープンする。クモ男で客をからめ取ることができるのか。
<運営会社が債務を返せないジリ貧状態だが、スパイダーマンで復活を期す> ZAKZAK 2004/01/22