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イラク債権国、債権の3分の2の放棄を検討する用意=世銀総裁
[ダボス(スイス) 22日 ロイター] 世界銀行のウォルフェンソン総裁は22日、イラクの債権国のほとんどは、同国に対する1200億ドルの債権の3分の2の放棄を検討する用意がある、との見解を示した。
イラクの対外債務については、ベーカー米大統領特使(イラク債権問題担当)が各国を訪問し、債権を一定の金額まで削減する方向で調整をはかっている。
同特使は、イラクの債務減免に関する協議のため、欧州、日本、中国、中東を訪問した。
ウォルフェンソン総裁は、米CNBCテレビに対し、「先日ベーカー特使と話をした。債権国のほとんどは債権の3分の2の放棄を検討する用意があるようだ」と述べた。
また同総裁は、「同特使は契約のような確証を得たわけではないが、パリクラブのようなタイプの再建が可能と考えている。これはイラクにとって重要な第1歩だ」と語った。(ロイター)
[1月23日9時33分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040123-00000984-reu-int