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今週の爆弾発言(2004年1月20日)
小泉デタラメ内閣は運がいい!
小泉さんが何故デタラメか。言ったことを実行しないからだ。言ったことを実行しない政治家はデタラメな政治家であることは古今東西、世界中の常識!
政治家への判決は国民に約束したことをどれだけ実行したかで決まる。この原則からすれば小泉氏は政治家失格である。
組閣するや、「小泉内閣の最重要課題はデフレ克服である」と宣言し、「デフレは2003年に解消に向かう」と元気いっぱいに国民を喜ばした。2002年になると「デフレ解消は2005年になった」と、まるで先に言ったことは忘れたような調子。さらに2004年早々の経済見通しを発表。「デフレ克服は2006年に持ち込まれることになった」!と。
では2005年になると一体何年先に延ばすつもりなのだろうか。今日の株高は私の最近の新刊「2004年、円高、株高、大好況」(ダイアモンド社)で説明している通り、小泉内閣には何のかかわりも無いこと。小泉内閣はむしろ株高阻止要因!にもかかわらず、株が上がるのはアメリカの戦略である。
円高戦略で日銀の円売り介入を誘導、購買力の高い円をアメリカにおびき寄せ、アメリカの株価を支えると同時に日本の金融資産を強い円で安く買ってさらに円高にする。これを繰り返すことによって、アメリカの輸出競争力を高め、日本の輸出企業に内需拡大を強制する。
結果日本の輸出企業はより利益率の高い国内販売を伸ばし好決算になり一層株価を上げる。特に3月になるとアメリカの需給ギャップが明白になるからアメリカはさらに一層円高に誘導する。このようにアメリカの台所事情で日本は「円高、株高、大好況になる。こうした外部(米国)要因で日本経済が好況を満喫するところに至ったところで参院選!小泉さんはデタラメの典型で政治家失格だが、今まで、9/11、米英のイラク攻撃、そして今アメリカの経済戦略で延命!してきた。
なんだかんだといっても株価が上がって好況になれば、嘘でも「小泉構造改革の成果」になる。
運さえ良ければデタラメでも勲章がもらえるという現実のお話!でした。ではまた。
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