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あのイ・アイ・イが新生銀に巨額賠償請求 --- 破産管財人「海外資産を安値売却で損害」と訴え
悲願の株式再上場を前に、八城社長らのドライな経営に対し、金融当局の関係者は「重大な疑義がある」というが…
朝日新聞などによると、リゾート開発会社「イ・アイ・イーインターナショナル」の破産管財人が、世界各地のリゾート施設などの資産を奪われ、損害をこうむったとして、イ社の主取引銀行だった旧日本長期信用銀行(現新生銀行)を相手取り、北マリアナ諸島サイパンの裁判所で、損害賠償を請求する手続きに入った。
旧長銀の貸し手責任を追及するもので、最終的な請求額は3000億円になるとの指摘もある。3兆円超の旧長銀の損失は国民負担で穴埋めされたが、訴訟次第では負担がさらにふくらむ可能性もある。
イ社は80年代のバブル期、名門ホテルやリゾート開発などの事業に乗り出したが、バブル崩壊とともに資金繰りに息詰まり、平成12年に東京地裁から破産宣告を受けた。
旧長銀は2年末から5年7月まで数十人の行員を派遣、イ社の主張によると、ハイアット・リージェンシー・サイパンなどの資産を安値で売却、同社に損害を与えたという。
イ社は以前にも旧長銀を訴えており、破産管財人が一度和解を試みたものの、決裂。「優良プロジェクトを切り離し、イ社をゴミため化していく」などと記された旧長銀の内部資料が新たに発覚したことなどから、再度訴訟に踏み切った。
イ社は、94年に破綻(はたん)した東京協和信用組合の理事長として、乱脈融資を主導した背任罪に問われている高橋治則被告(58)が、社長をつとめていた。
ZAKZAK 2004/01/22