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●トヨタが、アメリカ国内でレクサス・ピックアップやカローラの売り上げが増加しフォードを抜き北米のGM市場を切り崩した・世界2位と喜んでいるうちに、日本国内の軽市場はGMが固めていました。
トヨタは、アメリカでGMは日本で売り上げをのばす。
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000002&sid=aBimCiYsykd8&refer=topj
1月21日(ブルームバーグ):米ゼネラル・モーターズ(GM)グループのスズキは21日、2004年の販売・生産見通しを発表した。国内の軽自動車(排気量660cc以下)販売は前年比2%増の57万5000台を計画する。新型車の投入などにより猛烈に追い上げる2位のダイハツ工業を抑え、トップの座を死守する。
軽自動車市場全体の需要は前年並みの180万台と予想。津田紘社長は会見で「厳しい年になると思うが、商品性能の向上とコストの削減に努める」と述べ、台数とともに利益も引き上げる方針を示した。小型車を含めた国内全体の販売は同3%増の64万5000台を見込み、国内と海外を合わせた世界全体での四輪車販売計画は3%増の92万9000台としている。
世界生産は2%増の193万5000台となる見通しで、このうち国内生産が3%増の94万9000台、海外生産が前年並みの98万6000台をそれぞれ見込む。海外生産はハンガリーや中国、アジアでの伸びなどが期待できる一方、北米ではモデル末期となった車種による販売減少が見込まれ、「全体では横ばいになる」(津田社長)。輸出(完成車、半完成車の合計)は3%増の28万4000台を計画する。
2003年の四輪車販売実績は、世界販売が前年比1%減の90万2629台。国内販売が前年並みの62万7933台。軽自動車が2%減の56万3112台、小型車が 21%増の6万4821台だった。軽市場でのシェアは31.2%となり、31年間連続でトップとなったほか、軽自動車の国内累計販売台数が軽自動車メーカーとして初となる1500万台を達成した。
ただ、ダイハツのシェアは29.5%とスズキとの差を前年の4.5ポイントから1.7ポイントに縮めている。昨年の販売台数は2002年まで7年連続トップだったスズキ「ワゴンR」が2位に後退、ダイハツ「ムーヴ」が初の首位を奪った。鈴木修会長は「31年間トップを続けてきたので、これからも続けることが必要。どこの世界でも負けていいことはない」と述べ、引き続き軽自動車メーカーでトップの地位を守っていく方針であることを強調した。
米国販売、採算改善へ
北米事業の2003年9月中間期の営業損益は35億円の赤字(前年同期は35 億円の黒字)に転落。ここ数年、米国で収益率の低い法人向け(フリート)販売を拡大させてきたことが響いた。スズキは現在、ピーク時に売り上げの3割を占めたフリート販売比率を徐々に減らしており、現地販売会社アメリカンスズキモーター(ASMC)会長兼CEO(最高経営責任者)でもある中野宗吉副社長は「今年中には8%まで引き下げる」と述べた。
一方で、販売網や車種を拡充して個人顧客を増やす。12月末現在で約480 店ある販売店数は2004年に約3割増の600店まで拡大する。中野副社長は「GMからの人材3人を含めた5、6人で特別チームを組み、販売店を開拓してもらっている」と説明。また、鈴木会長は投入車種について「スズキとしても新車を出すし、GMとも共同開発車を考えている」と述べ、品ぞろえを強化する方針を明らかにした。
2004年のASMCの四輪車販売台数計画は、前年比40%増の9万5000台。昨年実績は同14%減の約6万台だった。3年後の2007年には約20万台を目指す。二輪車、船外機などを合わせた今年の総売上高は20%増の3000億円を見込んでいる。
二輪車
2004年の二輪車国内販売は前年比5%増の15万2000台を計画し、海外を合わせた世界販売(バギー含む)は5%増の52万1000台を見込む。2003年の販売実績は低価格スクーター「チョイノリ」の効果で前年比22%増の14万4859 台と好調だった。今年の国内生産は4%増の48万9000台(昨年実績は14%増の47万177台)、海外生産は30%増の187万8000台(同18%増の144万8731 台)となる見通し。中国、インドネシア、タイなどアジア地域での伸びが引き続き寄与する。
スズキの株価終値は前日比16円(1.0%)安の1565円。