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保険料1万6600円提示 厚労省、国民年金で試算
http://www.kyoto-np.co.jp/news/flash/2004jan/20/CN2004012001003419H1Z10.html
公的年金制度改革で厚生労働省は20日、国民年金の月額保険料(現行1万3300円)を毎年600円ずつ引き上げ、最終的に1万6600円とする試算を与党年金改革協議会に提示した。厚生年金最終保険料率を18・35%とした昨年の政府・与党合意を踏まえ算出した。
与党は同試算を基に国民年金の保険料と引き上げ幅を決め、今月末の合意文書に盛り込む。
サラリーマンが加入する厚生年金の基礎年金部分は国民年金と共有しており、2つの年金財政は連動している。昨年の厚労省案は、厚生年金保険料の最終保険料率を20%と設定。国民年金の最終保険料は、20○5年4月から毎年600円ずつ引き上げることを前提に1万7300円としていた。
しかし、昨年の政府・与党合意で、厚生年金の最終保険料率が18・35%に抑制されたことや、基礎年金の国庫負担割合の2分の1への引き上げが段階的に行われることとなったため、国民年金の最終保険料と引き上げ幅も見直すこととなった。