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1月20日(ブルームバーグ):米証券会社7位のベアー・スターンズは 19日公表した2004年の見通しで、ドル安を受け米国債相場は下落に向かうと予想し、10年物利回りはことし、2000年11月以来の高水準に達するとの見方を示した。
ベアー・スターンズはリポートで、米国債に「問題が起こりかけている」と述べ、「一段のドル安は米国債相場にとって脅威だ。米国債を保有する海外投資家にとっては通貨のリスク・プレミアムが高まるため、特に脅威となる」と指摘した。
同社はドル安が金利上昇を誘発するとし、10年物米国債利回りは現行の 4.05%から年末までに5.75%に上昇すると予想。ドルの対ユーロ相場は現在の1ユーロ=1.33ドルから1.40ドルに、対円相場は現在の1ドル=107円49銭から95円にそれぞれ下落するとの見方を示した。
同社のロンドン在勤のエコノミスト、デービッド・ブラウン、スティーブ・バロー、クリスティーナ・ラシティの3氏はリポートで、「ドルが一段と大きく下落するとみている」と述べ、主要6通貨を対象に算出されるドル・インデックスで15%下落すると予想した。同指数は2003年に14.7%下落した。
同社はまた、米国債離れを受け、株式への資金シフトが加速すると分析。「債券に弱気ムードが広がるにつれ、金利は上昇が続くのは明らかであり、投資家の資金は投資収益率の高い株式市場に引き寄せられよう」と予測した。
Last Updated: January 20, 2004 02:51 EST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=a5g.sdgxsgLo&refer=top_kaigai