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円高に伴い、政府が保有する外貨建て資産の含み損が急拡大している。財務省によると、円売り・ドル買い介入で得た外貨資産を管理する外国為替資金特別会計の為替評価損は、今年度中に約2兆1200億円拡大し、累計で約7兆7900億円に達する見通しだ。外貨資産の運用益積立金が11兆1800億円あるものの、最近の急激な円高で評価損がさらに膨らむ可能性が大きい。
評価損が急拡大したのは、外為特会の大半を占めるドル建て資産が円高で大幅に目減りしているためだ。同省は資産を1ドル=121円で換算していたが、円高の進行で昨年6―11月の平均相場である1ドル=115円に変更した。昨年12月以降、円高はさらに進んでおり、3月末時点の評価損は8兆円を超えるとみられる。一方、外貨資産の運用益などから生じる今年度の利益は約1兆4300億円の見込み。今年度1年間では評価損が運用益などを約7000億円上回るが、累計では運用益が評価損を上回っている。 (07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040120AT1F1901319012004.html