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中国に進出した韓国の中小企業のうち、半分程度は現地での企業活動環境が韓国よりよいと考えていることが分かった。
しかしこれら企業のうち、60%以上が現地進出に伴い、国内の雇用および生産規模を減らし、製造業の空洞化に対する懸念が高まっている。
15日、中小企業協同組合中央会が中国に進出した中小製造企業63社を対象に調査、発表した「中国進出企業の経営環境および投資満足度」によると、回答者の49.2%(31社)が「中国の企業環境が韓国よりいい」と答えた。反面、「韓国環境が中国よりよい」とした企業は9.5%にとどまった。
また、これら企業のうち半分以上である58.8%が「対中投資結果についてどう考えるか」との質問に「満足している」(58.8%)と回答した。
中小企業は中国の企業環境が韓国よりいい理由として、安い人件費(50.9%)を挙げた企業が最も多く、工場敷地への支援(20.9%)、安定的な労使関係(14.6%)などが後に続いた。
しかし「中国進出以降、国内での雇用が減ったか」という質問には60.3%が、「国内での生産が減少したか」には63.9%が「そうだ」と答え、中小企業の中国進出により、国内製造業の空洞化減少が深刻になっていることが分かった。
さらにこれら企業は「向こう5年間、国内の工場をどのように運営するか」には「縮小」(27%)および「閉鎖」(19%)すると答え、空洞化減少がさらに深刻化する見通しとなった。
国内工場稼働規模を「維持する」は50.8%で、「拡大する」は3.2%にとどまった。
卓相勲(タク・サンフン)記者 if@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/01/15/20040115000068.html