現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産32 > 721.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
【ジュネーブ=清水真人】国連貿易開発会議(UNCTAD)は12日、昨年の海外直接投資が前年比0.3%増の6531億ドルで、3年ぶりに増加に転じたとの推計を明らかにした。米国への流入額が「V字回復」し、中国への投資も引き続き伸びた。2001年以降の急激な収縮に歯止めがかかり、今年は本格的に反転すると予測している。
海外直接投資は国境を超えた企業の合併・買収(M&A)がブームになった2000年の約1兆3900億ドルがピークだった。その後は情報技術(IT)バブルの崩壊や世界経済の不透明感から急減。2002年には半分以下の6512億ドルまで落ち込んだが、昨年は前年より約20億ドル増えた。
国・地域別に見ると、2001年の1440億ドルから2002年に300億ドルと急激にしぼんだ対米直接投資が昨年は866億ドルと大幅に回復した。中国の受け入れ額は570億ドル。同国への資金流入額は2002年、527億ドルと初めて米国を上回り、昨年も順調に増えた。 (14:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040113AT2M1201813012004.html