現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産32 > 640.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
介入資金が米経済下支え 円高解消は当面期待薄に
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=YNS&PG=STORY&NGID=econ&NWID=2004010601003245
2004年に入っても世界の外国為替市場で、円やユーロなど主要通貨に対してドルが売られる流れが止まらない。6日の東京外国為替市場でも1ドル=106円台前半まで円高ドル安が進んだ。
政府・日銀は円高阻止のため、2003年に過去最高の20兆円超の円売りドル買い介入を実施。介入は米国債を購入する形で行うため、財政・貿易の「双子の赤字」に苦しむ米経済を下支えする面もある。
大統領選挙を控えたブッシュ米政権も産業界への配慮からドル安容認の姿勢を示しており、日本が期待する円高から円安への大転換は当面期待できそうにないのが実情だ。
米国の財政は、ブッシュ政権の大型減税政策やイラク戦費・復興経費の増加などで急速に悪化。経済協力開発機構(OECD)の試算では、04年の財政収支の赤字規模は、日本と並び先進国で最悪の水準となる見込み。このため米国債を購入する日本の介入資金が米財政赤字の事実上の受け皿となっている。