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<りそな>ボーナス全廃の新給与体系 月給の2〜3割に業績給
りそなグループは4日、全社員に対しボーナス(賞与)の全廃を含む新しい給与体系を4月から導入する方針を固めた。給与を職種別賃金(職務給)とインセンティブ(業績給や業績連動報酬)の2本柱にして、同じ仕事に就いていても個々の実績に応じた給与格差をつける「成果主義」を取り入れる。
新体系は持ち株会社のりそなホールディングスのほか、りそな、埼玉りそな、近畿大阪、りそな信託の傘下4銀行の全社員が対象。今月中旬から労使交渉に入る。
窓口業務などの事務職、法人担当の営業職など、社員が従事している職種ごとに給与格差を設ける。一定の勤続年数があることを条件にしていた特定職種への異動制限も原則撤廃。各手当も廃止する。インセンティブのうち業績給は、半年ごとの個人査定で決定、月給の2〜3割にする方針。
りそな銀などは現在、ボーナス支給を凍結しているが、再開の環境が整っても従来型のボーナスは廃止する。「一律数カ月支給」という考えから、業績が黒字の時に利益を配分する考えに改め、業績の回復程度に応じて夏と冬に「業績連動報酬」として支給することを検討する。
新体系の導入により、同学歴同期入社の社員間でも、職種や業績によって年収が2〜3倍違ってくることも想定している。
また査定の透明性・公正性確保のため、ポストごとの等級や給与水準を社員に開示し、社員が昇級・降級した場合、一目で分かる仕組みにする。処遇に不満な場合、社員が“提訴”し、経営陣が“判決”を下す制度も設ける方針だ。
りそなは昨年、1兆9600億円の公的資金投入を受けて、賞与ゼロを含む年収3割カットを実施するとともに、社内活性化に向けた処遇制度の抜本的な見直しを進めていた。【後藤逸郎、吉原宏樹】(毎日新聞)
[1月5日3時6分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040105-00000086-mai-bus_all