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<米FRB議長>バブル時の金融政策 適切だったと強調
米連邦準備制度理事会(FRB)のグリーンスパン議長は3日、カリフォルニア州サンディエゴで開かれた米国経済学会の年次総会で講演し「バブルそれ自体よりも、バブル処理に関するわれわれの戦略が成功したと結論を下す証拠の方が十分だ」と述べ、90年代末のIT(情報技術)バブル時の金融引き締めが適切だったとの見解を強調した。
一方、金融政策の決定手段としてのインフレ目標については「単純なルールは金融政策に不適切だろう」と採用に否定的な考えを明らかにした。しかし同じ総会で講演したバーナンキFRB理事は「政策目標はできるだけ明確にすべきだ」と指摘、異なる見方を示した。
議長は、適切な金融政策とともに米国経済の柔軟性が向上したことで、米中枢同時テロなどのショックが重なったにもかかわらず01年の景気後退は「例外的に軽かった」との認識を表明。株価や景気に配慮してバブル退治の金融引き締めはもっと適切に実施されるべきだった、との意見は「ほとんど幻想に近い」と退けた。(ワシントン共同)(毎日新聞)
[1月4日19時5分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040105-00000028-mai-bus_all