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:豪州債の投資妙味は米債上回る−
12月23日(ブルームバーグ):米シティグループ・グローバル・マーケッツ(シドニー)のスティーブン・ハルマリック氏をはじめ、複数のアナリストは、米金融当局は来年利上げに動くと予想する投資家はオーストラリア国債 10年物の購入を検討すべきだと指摘する。
アナリストらは、来年は豪中銀による一連の利上げサイクルが終了する一方で米国は利上げを行うとの見方を前提に、豪州10年物国債は米国債10年物を上回る成績が期待できるとみている。
ハルマリック氏は「豪州債と米国債の利回り格差(スプレッド)は、極めて妙味があると思う」と語る。同氏は両国の政策金利格差が縮小するなか、 2004年末までに、現在のスプレッド153ベーシスポイント(bp)は半分まで縮小する可能性があるとみる。1bp=0.01%。
ハルマリック氏は、スプレッドが170ベーシスポイントの時点で豪州10 年物債を購入し、100ベーシスポイントまで縮小した時点で売却することを推奨している。
シドニー時間午前8時45分(日本時間午前6時45分)現在、豪州10年物債(表面利率6.5%、2013年5月償還)の利回りは5.64%。米国10年物債の利回りは4.10%。ことしこれまでのスプレッドは平均137ベーシスポイントと、過去5年間の平均78ベーシスポイントを大きく上回っている。