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●平時だったら、シーメンスに注文をとられていたはず。
イラク派遣効果が、今後出てくるしこれを機に輸出関連から景気に火が点きそう。
三井物産はサウジアラビアの国営石油会社アラムコに電力を供給するための火力発電プラントを500億円で受注した。サウジの大型発電設備を日本企業が受注するのは8年ぶり。中東ではサウジのほかアラブ首長国連邦(UAE)やクウェートでも大型発電計画が一斉に動き出しており、日本の商社やプラント会社の商機が一段と広がる。
受注したプラントは4つあり、いずれもアラムコがサウジ東部のペルシャ湾沿いに持つ石油精製設備に隣接している。発注者は、英電力関連会社インターナショナルパワーとサウジの有力財閥サウジオジェールの連合。この2社連合がアラムコに電力を長期販売する契約を結び、その設備を三井物産に発注した。
三井物産が主契約者となって韓国の現代重工業に発注。米ゼネラル・エレクトリックの天然ガスタービンを使い、計110万キロワットの発電能力と毎時2000トンの蒸気供給能力を併せ持つ。サウジでの日本企業の大型発電設備受注は、1995年の三菱重工業以来という。
湾岸諸国は90年代に電力インフラ整備が一段落したが、人口増を背景に昨年ごろから大型プロジェクトが再始動。サウジでは来年以降、政府などによる総額6000億円超の新規発電所の入札が始まり、UAEやクウェート、オマーンでも1000億円級の案件が控えている。
日本の商社や重電メーカーは対応を加速。三井物産は今春、東芝と共同でUAEから900億円の発電・淡水化プラントを受注。今年度の発電設備受注額は過去最高の3000億円に達する見通し。
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