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12月11日(ブル−ムバ−グ):米労働省が11日発表した11月の輸入物価指数は前月比0.4%上昇と、7月以来初めてプラスに転じた。上昇率は、ブルームバーグ調査のエコノミスト予想(中央値で0.2%上昇)を上回った。 10月は前月比で横ばいと、速報値の0.1%上昇から下方修正された。産業資材や自動車を除く消費財がプラスに寄与した。
また、11月の石油を除く輸入物価は前月比0.3%上昇し、10月の0.1%低下からプラスに転じた。石油を含めた11月の輸入物価は前年同月比で 2.1%上昇。フリート・バンクのシニア・エコノミスト、ジェフリー・ソメス氏は、11月の輸入物価上昇について「インフレ率の低下がすでに過去の問題となった、との米金融当局の見方を裏付ける」と指摘した。
9日に開催された連邦公開市場委員会(FOMC)の声明は、物価について「歓迎できないインフレ率下落の確率は過去数カ月で弱まり、今やインフレ率上昇リスクとほぼ同等になった」と指摘した。
11月の輸入物価で、自動車を除く消費財は前月比0.3%上昇(前月は 0.1%低下)した。自動車と自動車部品は横ばい(同0.7%上昇)。資本財は 0.2%の上昇(同0.5%低下)だった。うち電気機器は0.1%上昇(同0.3%上昇)した。
国別では、日本からの輸入物価が前月比0.2%上昇(前月0.1%上昇)。カナダは0.3%上昇(同0.2%低下)。欧州連合(EU)諸国は0.5%上昇(同0.4%上昇)、中南米諸国は0.1%上昇(同0.7%上昇)した。
Last Updated: December 11, 2003 10:51 EST
http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=azPV1Xe.h9Ao&refer=top_kaigai