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(回答先: 不況で自己破産増え、経営環境厳しく…消費者金融白書 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2003 年 12 月 10 日 03:24:54)
新規顧客数12%減、貸し倒れ率悪化 消費者金融白書
消費者金融会社でつくる任意の業界団体、日本消費者金融協会(JCFA、96社)とNIC会(49社)が9日発表した03年の「消費者金融白書」によると、02年度の新規顧客数(1社平均)が2万8665人と、前年度と比べて12.5%減となった。景気低迷による「借り控え」や、自己破産の増加で迫られた審査の厳格化で、新規開拓が進まない消費者金融業界の現状を示した。
同白書の調査は、アイフルを除く大手などが加盟しているJCFAと、中小が中心のNIC会の会員社を対象に実施し、81社が回答した。
貸付残高は6兆8838億円と前年度と比べて4.9%増加したが、新規顧客数は減少した。
リストラなどによる収入減で貸し付けが出来ない顧客が増えていることに加え、すでに貸し付けた分で貸し倒れが増加し、各社とも審査を厳しくしている影響が大きい。
貸し倒れ金額の、貸付残高に対する割合を示す貸し倒れ率は、02年度に5.99%と、前年度と比べて1.51ポイントの大幅悪化となった。
貸し倒れの増加に対応し、与信管理を強化した会社は全体の79.4%にのぼる。他社からの借入金額・件数による貸し付けの制限を厳しくしたり、新規顧客への貸付金額を引き下げたりする動きが出ている。この結果、新規申し込みのうち契約に至った割合を示す「成約率」は、前年度から3.2ポイント低下して52.8%にとどまった。成約率は99年度には70%近かった。
03年度見通しでは貸付件数、金額とも4割以上の会社が減少するとみており、厳しい経営環境が続きそうだ。 (12/09 20:12)