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日銀の福井俊彦総裁は8日、福岡市で講演し、足利銀行の一時国有化に関連し地域金融機関の経営状況ついて、「他の金融機関は足銀のような(債務超過の)状況にない」と述べた。9月中間決算で不良債権処理損が減少していることなどから地域金融機関も大手行同様、業績が改善しているとの認識を強調した。
ただ、不良債権の経済価値の把握や引き当ての強化などは「(地域金融機関よりも)大手銀行のほうが一歩先行している」と指摘。今後は日銀考査などを通じ経営を支援していく方針を示した。
また足利銀行の一時国有化が市場に与えた影響に関しては「市場は冷静に受け止めている」と語り、年末の金融市場についても「何ら不安にない状況にある」と述べた。
さらに足利銀行が新経営陣の下で経営再建に取り組んでいる間は「必要とあれば特融実施を含め流動性面から万全のサポートを行っていく」と述べ、機動的に支援していく方針を改めて示した。 (15:27)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20031208AT3K0802208122003.html