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[バーゼル 7日 ロイター] 国際決済銀行(BIS)の四半期報告によると、石油輸出国機構(OPEC)加盟国の間で、海外預金を解約して資金を本国に戻す動きが加速している。
2003年上半期のOPECへの資金還流は、2001年、2002年の合計額を上回った。
市場では、アラブ諸国の投資家が、米英などの金融センターから資金を本国に戻しているとの見方が以前から浮上していたが、今回の報告書により、こうした見方がさらに強まる可能性もある。
報告書によると、2003年第2・四半期のOPEC加盟国への海外預金の本国還流(ネットベース)は136億ドルで、第1・四半期(52億ドル)の2倍以上に達した。
2002年通年の資金還流は88億ドル、2001年通年は29億ドルだった。
国別では、サウジアラビアへの資金還流が、第2・四半期に122億ドルと突出しており、2001年と2002年の合計額も上回った。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml?type=businessnews&StoryID=3952266