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(回答先: Re: 震災関係データ一覧(神戸新聞) 投稿者 竹中半兵衛 日時 2003 年 12 月 07 日 06:09:08)
イラク侵略戦争・自衛隊派遣で揺れる全国のみなさんに、地域板に載せるべきところですが、この場をお借りして、季節がらお知らせします。
兵庫産はたはた、ご賞味あれ。
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ハタハタ漁獲量 9回も日本一 (2003/12/05)
http://www.kobe-np.co.jp/rensai/q_hyogo/04.html
ハタハタといえば秋田。秋田音頭の響きと、名物「しょっつる」鍋がセットになって、強烈な印象を受ける。乱獲で一時期禁漁したこともあったが、漁獲量は日本一だろうと、だれしも思う。
◇2211トン◇
ところが、だ。年によって違いはあるが、何度も日本一に輝いた「ハタハタ王国」は、実は兵庫だった。
ハタハタの主な漁場は日本海。能登半島を境に、北部群と南部群の2種族に分けられる。秋田などでは、産卵で接岸する北部群を秋から冬にかけて取る。これに対し、兵庫、鳥取沖などでは、回遊する南部群を狙う。季節は主に春。一般に北部群のほうが大ぶりで、雌は卵を多く含むなど人気がある。
その本場に影を落としたのが乱獲。1970年代中ごろから、北部群が激減した。2万トンを超えた年もあった秋田は、79年以来2000トンを下回っている。
南部群は安定傾向にあり、兵庫は80年、3716トンで初の日本一に。以来、計9回の漁獲量1位となり、鳥取、北海道と首位を争う。農林水産省の調べでは、2001年は3位の1580トン。02年は2211トンで、北海道のデータが未発表だが、首位奪還の可能性が高い。
◇トラックで北へ◇
残念なことに、兵庫をハタハタ産地と知る人は極めて少ない。県但馬水産事務所はこう推測する。産地の但馬を除き、阪神間などで生のハタハタを食べる習慣がないことではないか、と。さらに漁獲時期が鍋の季節も終わる春というのもつらいところ。鮮魚店で見かけるのは、たいていが一夜干し。それも他の魚に比べ高価な印象を受ける。
全国トップクラスの漁獲量のイカナゴは、「くぎ煮」という食べ方とセットとなって知られる。ハタハタにも、地元向けに訴える新しい料理法が必要なのだろう。
では、地元で消費されないハタハタはどこへいくのか。兵庫産は東北や北陸へ運ばれる。年間を通して観光客らの需要がある、かの地の鍋や皿を彩っている。
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