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(回答先: 景気回復で8・9%増 11月の米新車販売台数 投稿者 小耳 日時 2003 年 12 月 03 日 11:21:46)
<米新車販売>トヨタ、日産も大幅増 11月
【ワシントン竹川正記】米主要自動車メーカーが2日発表した11月の新車販売台数は、前年同月比8.7%増の約126万1000台と、前年水準を大きく上回った。年換算でも1683万台と、低調だった10月実績(1560万台)からの復調ぶりをうかがわせた。米国景気回復に加え、年末商戦のシーズン入りに伴い米3大手自動車メーカー(ビッグスリー)がインセンティブ(値引き額)を上積みしたことが需要を引き付けた。
各社別では、人気車種のSUV(スポーツタイプ多目的車)なども含めた積極的なインセンティブ拡大で販売テコを入れした最大手のゼネラル・モーターズ(GM)が同21.1%増の35万6374台と大幅増。対照的にフォード・モーターは同0.5%増の23万7099台、ダイムラー・クライスラー(旧クライスラー部門)は同2.9%増の15万7212台にとどまった。
一方、日本勢は引き続き好調で、トヨタ自動車がSUV人気などを背景に同12.8%増の約14万7731台、日産自動車も同15.6%増の6万3930台と2ケタの伸びを記録した。
足元の米国景気が回復加速の傾向を示していることから、GMが10〜12月期の生産計画を上方修正するなど、各社とも強気の販売見通しを立てている。ただ、11月の新車販売の復調は、ビッグスリーを中心にした1台当たり4000ドル以上に膨らんだインセンティブや、新車をリースで購入した顧客には、既存の車の残存リース料を免除する特典の導入など“大判振る舞い”が支えている面も強く、新車需要の喚起策にも限界があると指摘されている。(毎日新聞)
[12月3日11時19分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031203-00001029-mai-bus_all